息子には生まれつき右耳の穴の前に【副耳】というイボのような突起があります。また、右胸にもそれよりもごく小さな似たような突起があります。
この度この2つの突起を、手術で切除することを決めました!!
副耳とは何か、切除手術に踏み切った経緯や今後の経過について、数回に分けてお話していきたいと思います!
【そもそも副耳とは?】
副耳とは、耳の穴の前や頬などに小さなイボのような突起がある生まれつきの病気です。片耳の前に1個だけあることがほとんどですが、時には両側にあったり首にできていることも。大きさも大小さまざま。出生1000人中15人程度に見られるとされており、珍しい病気ではないようです。
【副耳の症状】
副耳の周囲に湿疹ができやすい場合があるようですが、副耳自体は特に何も症状はありません。そのまま残しておいても問題はありません。ただ、見た目の問題でいじめにあう可能性や美容面を考えて取ってしまおうという人もそれなりにいるようです。
【副耳を取る方法2つ】
①けっさつ術
こちらは副耳を糸で縛り、血流を止めて壊死させるという方法です。2週間ほどで壊死した副耳がポロっと落ちるとのこと。ただ、大きめの副耳などで軟骨を含んでしまうとこの方法は使えず、切開が必要になる場合があります。また、月齢が上がると糸で縛る時に暴れてしまったり、結んだところが気になっていじってしまったりするため難しく、この方法で取るのは『軟骨を含まない小さな副耳の場合』で『月齢の低いうち』に使う方法のようです。
②切除手術
こちらは1歳を過ぎてから手術で取る方法です。副耳を取る手術は簡単ですぐに終わるものですが、小さいうちは動いてしまうため全身麻酔が必要になります。そのため、安全に全身麻酔が使用できるようになる1歳を過ぎてから行うのが基本です。もう少し大きくなってから局所麻酔で取ることもできますが、本人の気持ちを考えると、意識がある中で切られるというのもなかなか怖い体験ですよね…(;・∀・)我が家がお世話になる病院では、本人の記憶に残らないうちに済ませるなら3歳までに手術するのがいいと教えていただきました!
【我が家が副耳を取ると決めた理由】
取っても取らなくてもいい副耳ですが、夫も私も、息子の記憶に残らないうちに取ってしまうのがいいという意見で一致しました。
理由①美容面を考えて綺麗にしておいてあげたい!
副耳を可愛いと思う人もいるし、気にしない人もいるでしょう。考え方や考え方は人それぞれ。
でももし将来の息子が、副耳があることに対して嫌だと思ったり、人から指摘されて嫌な思いをしてほしくないと考えました。
理由②いじめのきっかけにならないように!
実際、副耳がきっかけでいじめにあう心配をして取る選択をする家庭も多いようです。
そんなことでいじめにあう?と思ってしまう気持ちもありますが、子どもは細かいところまでよく見ていて、よく気が付きます。息子と公園で遊んでいて小学校2年生くらいの女の子たちが「可愛い~♥」と声をかけてくれた時に、「これ何?」と副耳を気にする様子がありました。女の子たちは純粋に初めて見る突起を不思議がっていただけで「副耳と言って、生まれつきある子がいるんだよ!」と話すと「そうなんだ~!」というだけでしたが、息子のそんなに大きいわけではない小さな突起でもこんなにすぐに気づくものなんだなと実感しました。「そうなんだ!」で終わればいいですが、やはり中には悪ふざけで副耳のことをいじるような子もいるかもしれない、他にも気に食わないことがあったりして、ただきっかけとして副耳がいじめの始まりになってしまうことがあるのかもしれないと思うと、事前に防げることは対処しておくに越したことはないと思いました。
理由③記憶に残らないうちに取ってあげたい!
息子が大きくなって、自分が取りたいと思ったら取る、という選択を本人に委ねるという考えもあるでしょう。でも自分だったら、局所麻酔で意識のある状態で切られるのは耐えられません…(;・∀・)もちろん本人が気にしないというパターンも十分あり得ますが、将来取りたいと思った時に怖い思いをしないで済むように、記憶に残らないうちに取っておいてあげたいと思いました。
理由④早いうちに取れば手術代がかからない!
乳幼児医療費助成制度で医療費がかからないうちに済ませられれば、お金の負担もなく副耳を取ることができます!
★★★
以上の理由で、我が家は息子の副耳を手術で取ることを決めました。
手術予定日は1歳5か月の頃(*´ω`*)
1週間前には術前検査や麻酔科医の先生とのお話などの予定があります。
またその頃になったら、その後の経過をレポートしていきたいと思います!
Next…『1歳3か月になった息子の、基本のタイムスケジュール★平日ワンオペママの1日!!』
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